アルインコのランニングマシン「AKJ2023(ジョギングマシン2023)」と「AFR1020K(ランニングマシン1020)」、型番が似ていてどっちを選べばいいか迷いますよね。
先に結論を言うと、ほとんどの人にはAKJ2023で十分です。理由は単純で、AFR1020Kの最大の売りである「時速16km」を実際に使っている人が、購入者のレビューを探しても見つからなかったからです。
この記事では、購入者の口コミ60件を全部読んで分かったことと、公的データを使って「速度以外に何が違うのか」を正直にまとめます。
結論:2つの違いは「速度」ではなく「走行面の長さ」と「組み立て」
AKJ2023とAFR1020Kは、価格差が2〜3万円ほどあります。数字だけ見ると「高いほうが16km/hまで出せるから高性能」と思ってしまいますが、実際に調べてみると差額の理由はそこではありませんでした。
傾斜の段階も、耐荷重も、連続で使える時間も、生産国も、実はほぼ同じです。むしろプログラムの数やタブレットトレーの有無では、安いAKJ2023のほうが上回っている項目すらあります。
差額が買っているのは、主に次の2つだけです。
①走行ベルトが約20cm長く、歩幅を気にせず走りやすいこと。②箱から出してすぐ使える「組み立て不要」であること。この2点に価値を感じるかどうかが、選ぶ基準になります。
歩く・軽く走るくらいなら、これで十分です。
同じ項目のほうが多い|AKJ2023とAFR1020K比較表
まずはスペックを並べてみます。「同じ項目」「AFR1020Kが勝る項目」「AKJ2023が勝る項目」の順に見ていくと、価格差の正体が分かりやすくなります。
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| 項目 | AKJ2023 | AFR1020K |
|---|---|---|
| 実勢価格の目安 | 約4.3万円 | 約7.3万円 |
| 最大速度 | 時速10km | 時速16km |
| 傾斜 | 手動3段階 | 手動3段階(同じ) |
| 耐荷重・連続使用時間 | ほぼ同等 | ほぼ同等 |
| 走行ベルトの長さ | 標準 | 約20cm長い |
| 組み立て | 組み立てが必要 | 組み立て不要 |
| プログラム数 | 12種類 | 2種類 |
| タブレットトレー | あり | なし |
| ワンタッチ速度ボタン | あり | なし |
| 購入者の評価(加重平均) | 4.68 | 4.31 |
※価格・スペックは2026年8月16日時点の目安です。販売店・時期によって変動します。購入前に各販売店で最新の情報をご確認ください。
こうして並べると、AFR1020Kが勝っているのは「速度」「走行面の長さ」「組み立て不要」の3点だけだと分かります。逆にプログラム数やタブレットトレーは、AKJ2023のほうが充実しています。
【独自調査】購入者60人の口コミを全部読みました
「16km/hまで出せる」と聞くと魅力的に見えますが、実際どのくらいの人が使っているのでしょうか。ビックカメラ.com、楽天ビック、楽天ALINCO FITNESS店、Yahoo!ショッピング、価格.comなど複数のECサイトを横断して、AKJ2023 28件・AFR1020K 32件、合計60件の口コミを本文まで全部読みました(n=60は統計的な母数ではなく、書かれていた内容をすべて読んだ定性調査です)。
結果、「16km/hで走った」という証言は1件もありませんでした。それどころか、AFR1020Kの購入者自身がこう書いています。
「しっかりしていて、走行ベルトが長いので、早く走ることができます。」(★4/男性60代)
この方が「速く走れる」理由に挙げているのは、最高速度の数字ではなく走行ベルトの長さです。まさに、この記事の結論を購入者自身が裏づけている一言です。
時速10kmは本当に足りないのか|公的データで確認
「10km/hだと物足りないのでは」と不安になる方もいると思うので、公的データで確認しておきます。
医薬基盤・健康・栄養研究所の「身体活動のメッツ(METs)表」によると、時速10kmのランニングは9.3メッツ、時速16kmは14.8メッツです。そしてスポーツ庁の体力・運動能力調査では、1500m走の平均タイムが最も速い17歳男子でも平均は時速14.8km相当。つまり全年齢の平均を見ても、時速16kmに届く層はほとんどいません。
参考までに、東京マラソンの男子準エリート資格(2時間28分)でも、フルマラソンの平均ペースは時速16.2km。つまり「時速16km」は、市民ランナーの中でもかなり上位に入る速度だということです。
実際、Yahoo!知恵袋などの相談を見ても「時速16km/hが足りない」という声は見つからず、逆に「時速10km/hでも速すぎて落ちそうになる」という声のほうが目立ちました。上限の高さより、自分が実際に使う速度域で選ぶほうが現実的です。
正直に言うと|どちらも幅は45cm未満、組み立てにネジのつまずきも
ここまで良い面を中心に書きましたが、フェアに弱点も共有します。
「幅広ルームランナーが欲しい」という方には、どちらも走行面の幅は45cm未満なので、期待するほど広くはありません。また、AKJ2023の組み立てについては、口コミの中にネジ止めで手間取ったという声も一定数ありました。工具の扱いに慣れていない方は、開梱前に組み立て説明のレビューを確認しておくと安心です。
向いている人
AKJ2023が向いている人:ウォーキング〜軽いジョギング中心/プログラムやタブレットトレーなど機能を使いたい/できるだけ費用を抑えたい方。
AFR1020Kが向いている人:組み立て作業をしたくない/歩幅を気にせずゆったり走りたい/速度の上限に余裕を持たせておきたい方。
よくある質問
AKJ2023・AFR1020K よくある質問
QAKJ2023とAFR1020Kは、速度以外に大きな違いはありますか?+
QAKJ2023・AFR1020KはAmazonで買えますか?+
QAKJ2023の組み立ては大変ですか?+
Qマンションで使う場合、どちらが向いていますか?+
Q結局、どちらを買えばいいですか?+
まとめ|結局どっちを買えばいい?
AKJ2023とAFR1020Kの違いは、数字だけ見ると「速度」に見えますが、実際に購入者の声を読み込むと、時速16kmを使いこなしている人はほとんど存在しませんでした。差額が買っているのは、走行面の広さと組み立て不要という「使い始めの快適さ」です。
迷ったら、まずは価格を抑えつつ機能も充実しているAKJ2023から検討してみるのがおすすめです。組み立てが不安な方や、走行面にゆとりを求める方はAFR1020Kを選んでも後悔しにくいでしょう。
