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BTMルームランナーは10kmと12kmどっち?速度で選ぶと失敗します【2026年】

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はじめまして、ランニングマシン専門ブログ「ジム辞めるってよ」のなしパンです。

「BTMのルームランナー、10km/hと12km/hで数千円しか違わない。どっちを買えばいいの?」——この2台を並べて、ずっと迷っている方は多いと思います。

結論から言うと、迷っているなら12km/hモデル(MS287224)です。ただし理由は速度ではありません。

この記事では、10km/hと12km/hが実際どのくらいの速さなのかを国の運動強度データで翻訳したうえで、2機種の本当の差がどこにあるのかを2026年8月15日時点の実スペックで確かめました。

先に言ってしまうと、「10km/hでは遅すぎる」という声は、私が読んだ実際の質問投稿12件の中に1件もありませんでした。

30秒でわかる|あなたは10km/hと12km/h、どちらを買うべき?
Q. このマシンを、家のどこに、どう置きますか?
→ 10km/hモデルが向いています
理由は速度ではありません。折りたたむと幅24cm・21kgで、片づけられるのはこちらだけだからです。10km/hで困らない人の条件はこちら
→ 12km/hモデル(MS287224)で決まりです
ただし買っているのは12km/hという速度ではなく、連続100分・耐荷重130kg・マット付きという「据置機の余裕」です。12km/hが向いている人の条件はこちら

結論:迷ったら12km/h。10km/hを選ぶ理由は1つだけです

1
速度は決め手になりません。国の運動強度データ(メッツ表2024年改訂第2版)で計算すると、30分走ったときの消費カロリーの差は体重60kgで約75kcal=おにぎり半分、距離にして1km。しかも厚生労働省が推奨する運動量(週4メッツ・時)は、10km/hなら週26分で達成できます(12km/hでも週20分。差は6分です)。
2
本当に違うのは「置き方」です。10km/hモデルは折りたたむと幅24cm・21kg。使わないときに部屋から消せます。12km/hモデルは折りたたんでも幅60cm・28.5kgで、置きっぱなしが前提の機械。数千円で買っているのは速度ではなく、据置型の本格機そのものでした。
3
しかも価格差は、マットの分でほぼ相殺されます。12km/hモデルには専用マット(1450×700×4mm)が付属します。同じBTMのマットは単品で¥3,980。Amazonの価格差は約¥2,220、楽天でも約¥4,000ですから、マット代を差し引くと差はほぼゼロ、Amazonでは実質マイナスになります(2026年8月15日時点)。だから「畳んで片づけたい」以外に、10km/hを選ぶ理由が残らないのです。

ただし12km/hモデルは28.5kgあって、畳んでも部屋から消えません。そこが唯一にして最大の弱点です。詳しくは後半で正直に書きます。

業界の目安は「12km/h以上」。ではなぜ10km/hモデルが売られているのか

ルームランナーの選び方を調べると、必ず「最大速度は12km/h以上」という目安が出てきます。ではなぜ、BTMは10km/hのモデルを売り続けているのでしょうか。

この目安がどこから来ているのかを確かめてみました。大手比較サイトのランキング(2026年7月更新)は「最大速度12km/h以上・0.1km/h刻み」を基準に挙げ、12km/h未満は「軽い運動に限られる」と位置づけています。

ところが同じ運営元のBTM専用ページ(2026年3月更新)では、その基準を下回る10km/hモデルが2位に入っています。1位が12km/h機、2位が10km/h機と、まさにこの2択が並んでいるのに、どちらを選ぶべきかは一行も書かれていません。

結局どっちが良いの?

私の見立てはこうです。この「12km/h以上」という目安は、走行面が十分に長い本格機を前提にした基準です。BTMの走行面は10km機が100cm、12km機が110cm、16km機でも115cm。ランニング用途の目安とされる130cmには、どのモデルも届いていません。

つまりBTMはどれを買っても「本格ランニング機」ではありません。10と12の差は「走る性能の差」ではなく「余裕代の差」です。当サイトのランニングマシンの選び方でも、速度より先に走行面と設置環境を見る順番をおすすめしています。

では10km/hモデルは誰のためにあるのか。走る人の廉価版ではなく、「片づける人」のための別カテゴリです。

なお、BTMが速度ごとに別商品として出品しているのは、検索結果で価格帯ごとに面を取る狙いがあるようにも見えます。

あなたが家で実際に出せる速度は、何km/hですか

時速10kmは1kmを6分00秒で走るペース。時速12kmは1kmを5分00秒です。30分走ると進む距離は5.0kmと6.0km。差はちょうど1kmです。

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速度1kmペース30分の距離メッツ30分の消費カロリー
(体重60kg)
週4メッツ・時に
必要な時間
6km/h(速歩)10分00秒3.0km4.8144kcal週50分
8km/h7分30秒4.0km8.5255kcal週28分
10km/h6分00秒5.0km9.3279kcal週26分
12km/h5分00秒6.0km11.8354kcal週20分
参考:10km/h
+傾斜5%
5.0km13.3399kcal週18分

メッツ値は「改訂第2版 身体活動のメッツ表 成人版」(医薬基盤・健康・栄養研究所/2024年)による。消費カロリーは同表の式(メッツ×体重×時間)で計算。安静時分を差し引く流儀や1.05を掛ける流儀もあり、数字は数%動きます。2026年8月14日確認。

12km/hに上げると、同じ30分で確かに約75kcal多く消費する計算になります(体重60kg)。ただしそれはおにぎり半分。週3回・1か月続けても、計算上は体脂肪0.1kg強に相当する差です。2km/hを足すより、走れる日数を増やすほうが効きます。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、運動について「3メッツ以上の運動を週4メッツ・時以上」を推奨しています。これを速度で換算すると、10km/hなら週26分で達成。12km/hでも週20分で、差はわずか6分です。

結構運動する必要があるんだね

そもそも時速10kmは、じゅうぶん速いペースです。フルマラソンを走る市民ランナーの平均速度は男性で時速約9.1km、女性で約8.2km(アールビーズ『ランニングデータ2014』の平均完走タイムから換算)。時速10kmは、すでにフルマラソン平均ランナーより速いことになります。

加えて、週1回以上走る人は日本人の4.3%(笹川スポーツ財団2024年調査)。ルームランナーを買う人の大半は「ランナー」ではなく「これから運動を始める人」です。

そしてもう一つ。トレッドミルで出せる速度の上限を決めるのは、体力だけではありません。音です。

私が自宅のマシンで実際に測ったときの走行音は、3km/hで50.2dB、6km/hで58.0dB、9km/hで62.5dBでした。

ただしこの測定はアルインコAFR1015での実測であり、BTMの実機ではありません。あくまで「速度と音の関係」の目安としてお読みください(測定条件はマンションでランニングマシンの音を測ってみた記事にまとめています)。

環境省が住居地域の目安としている値は昼間55dB以下・夜間45dB以下。屋外の地域環境についての基準なので音の大きさをイメージするための物差しですが、速度を上げるほどこの目安から離れていきます。集合住宅で現実的に使えるのは6〜9km/hの範囲、というのが私の実感です。

独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)製品安全情報マガジン Vol.343(2019年10月22日) 運動器具の事故についての注意喚起のなかに、「自分の体力以上に運動しないようにしましょう」という一文があります。 出典:NITE 製品安全情報マガジン Vol.343「運動器具の事故」該当ページ
日本小児科学会 Injury Alert(傷害速報)No.91(2020年8月1日) ランニングマシンによる子どもの外傷について、「通常通りの使用中に速度をあげた際、使用者自身が急激な速度変化に対応できずに転倒するパターン」が発生機序の一つとして挙げられています。 出典:日本小児科学会 Injury Alert No.91該当PDF

背伸びして上限速度を買うことは、公的機関がわざわざ注意している行為の入口にもなります。カタログの最高速度ではなく、自分が実際に出す速度で選んでください。

【本題】2機種の本当の差は、速度ではありません

ここまでで「速度では決まらない」ことは分かっていただけたと思います。では、この2台は何が違うのか。スペックを1行ずつ突き合わせたら、答えははっきりしていました。

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項目10km/hモデル12km/hモデル
最高速度10km/h12km/h
連続使用時間45分100分
耐荷重100kg130kg
走行面(幅×奥行)35×100cm40×110cm
折りたたみ時の幅24cm60cm
本体重量21kg28.5kg
傾斜3段階3段階(0.5°/2.1°/3°)
専用マットなし(別売¥3,980)付属
品番N509P195168MS287224

スペックは2026年8月15日時点で各モール商品ページに記載の値。緑がその機種の優位点、赤が不利な点です。価格・仕様は変動するため、購入前に必ず商品ページでご確認ください。

同じ方向の差ばかりではありません。連続使用時間・耐荷重・走行面は12km/hモデルが上。ところが折りたたみ幅と重さだけは、10km/hモデルが圧勝しています。これは性能の上下ではなく、設計思想が違うということです。

10km/hモデル=畳んで消す機械

折りたたむと幅24cm。本棚とソファのすき間、押し入れ、ベッドの下に入ります。21kgなら一人で立てて運べます。使わない時間のほうが長い人のための設計です。

12km/hモデル=置きっぱなしにする機械

折りたたんでも幅60cm・28.5kg。部屋から消えません。そのかわり連続100分・耐荷重130kg・走行面が一回り広く、家族で共用できます。

毎日その場所で使う人のための設計です。連続使用時間が気になる方はルームランナーの寿命と故障のサインもあわせてどうぞ。

つまり選ぶときの問いは「どこまで速く走るか」ではなく、「使わない30分後、この機械はどこにありますか」です。

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差額で手に入るもの内容
連続使用時間45分 → 100分(2.2倍)
耐荷重100kg → 130kg(家族共用の余裕)
走行面35×100cm → 40×110cm(幅+5cm・長さ+10cm)
専用マットなし → 付属(単品なら¥3,980相当)
最高速度10 → 12km/h(ほとんどの人は使いません)

2026年8月15日時点の各モール商品ページ記載値より作成。価格・仕様は変動します。

この5点セットで、Amazonの価格差は約2,220円、楽天でも約4,000円です。マットだけで¥3,980しますから、マット代を差し引くと差額はほぼ消えます(2026年8月15日時点。価格は変動します)。

速度は、おまけです。

なお10km/hモデルを選ぶ場合、マットは別に用意することになります。選び方はルームランナーのマットおすすめ3選|騒音・振動・床傷を防ぐ選び方にまとめました。

【独自調査】10km/hモデルと12km/hモデルのレビューを読み比べました

12km/hモデルを買った人ですら、大半は10km/h以下でしか使っていませんでした。両モデルのレビューを1件ずつ読み比べて、はっきり出た結果です。

調査条件
2026年8月15日、楽天市場の販売店(自転車・スポーツ直販店ioffice)に投稿された両モデルのレビューを読んで分類しました。10km/hモデルは全16件(全数)、12km/hモデルは低評価★1〜3の全26件(欠落ゼロ)と★4〜5のうち221件が対象です。
結論:12km/hモデルの購入者でも、実使用速度を書いていた13件のうち11件(84.6%)は9km/h以下だけで使っていました。12km/hを日常的に使っている人は1件(7.7%)だけです。

① 12km/hモデル購入者が実際に出している速度(n=13)

実使用速度件数
5km/h以下(歩く)5件
5.5〜9km/h(速歩〜軽いジョグ)6件
10〜11km/h0件
10km/h1件
12km/h(ラストスパートのみ含む)2件
9km/h以下だけで運用11件(84.6%)

② 低評価レビューに出てくる不満(★1〜3)

不満の内容10km/hモデル
(n=4)
12km/hモデル
(n=26)
商品不具合・故障2件7件(26.9%)
組立にくさ・説明書0件5件(19.2%)
使い勝手・機能面0件4件(15.4%)
重さ・サイズ0件4件(15.4%)
速度・パワー不足0件1件(3.8%)
連続使用時間の制限0件1件(3.8%)
この調査の限界も書いておきます。10km/hモデルはレビュー総数が16件と少なく、これだけで断定はできません。あくまで傾向としてお読みください。また当ブログが2026年7月に実施した1,040件の集計は16km/14km/12km機が対象で、10km/hモデルは含まれていません(→ BTMのルームランナーってどうなの?会社・評判・製品特徴)。

「速度が足りない」という不満は、10km/hモデルの低評価4件に1件もありませんでした。12km/hモデルの低評価26件でも1件だけで、しかもその内容は「遅い」ではなく「表示の速度と実際のベルトの速さが合っていない」という不良の疑いでした。

逆に高評価221件のうち、「この性能で十分」という趣旨の言及が13件あったのに対し、「もう少し速度が出てほしかった」は1件(0.5%)。速度は、買った人の関心事ではありませんでした。

では10km/hモデルで一番多かった「気になる点」は何か。速度ではなく〈安定感〉でした。

「速度が5kmを超えてくると本体が揺れ始めますが、使用自体には影響ありません。」楽天レビュー ★4/2026年5月・10km/hモデル
「我が家では最高9キロまでにしてます。12キロまで出すと機械音が大きくなりなんとなく故障しやすく思えたから……」楽天レビュー ★4/2022年9月・12km/hモデル
「耐久性はあるのか。……時速10キロメートルで走りましたが、走り終わった後にモーターが少し熱くなっていました。……耐久性が心配です。」楽天レビュー ★3/2025年6月・12km/hモデル

安定感に触れた声は★4のレビュー3件。うち2件は「高速になるとハンドルがガタガタする」「速度が5kmを超えてくると本体が揺れ始める」と、速度を上げたときの話でした(残る1件は「手すりがグラグラする」で、速度への言及はありません)。つまり10km/hモデルの実質的な上限は、カタログの10km/hより手前にありそうです。

そして連続100分の12km/hモデルでも、10km/hで走るとモーターは熱くなります。連続45分の10km/hモデルで毎日走るのは、さらに厳しいと考えたほうがよさそうです。

もちろん、良い声のほうが圧倒的に多いのも事実です。特に印象的だった2件を挙げます。

「家族の健康、ダイエットのために購入しました。最高速度で迷いましたが、ランニングをしたい息子のためにこちらの12キロで買いましたが、思ってたより速度が速く、10キロくらいで十分だったかもしれません。ウォーキングでしたら、4、5キロあれば十分速歩きです。」楽天レビュー ★5/2023年12月・12km/hモデル
「使うのは70代の母なのでそんなに複雑ではないもの、速さもそんなにいらなかったためやすいしこちらを購入しました。音もそこまでうるさくなく、操作も簡単で母も毎日歩いています」楽天レビュー ★5/2024年12月・10km/hモデル

12km/hを選んだ人が、自分から「10キロで十分だった」と書いています。これがこの記事の答えです。

⚠️正直なところ:12km/hモデルは「片づけられない」機械です

ここまで12km/hモデルを勧めてきましたが、弱点を隠さずに書きます。この機械は、片づきません。

低評価26件のうち「重さ・サイズ」が4件(15.4%)。「デカすぎた。常時置く場所がある人向け」「重く、畳んでもコンパクトではない」という声が並びます。

「思っていたより、本体が重く、組み立ても1人では厳しいです。畳んでもコンパクトではありません。その分しっかりしていて、これから運動頑張りたいです。」楽天レビュー ★3/2025年3月・12km/hモデル
「ものはよいが / 音がうるさくアパートでは不向きでした。 / 楽しみにしていたので悲しいです。 / 一戸建てや、マンションの方には良いと思います。」楽天レビュー ★2/2024年9月・12km/hモデル

組立も壁になります。低評価の19.2%(5件)が組立・説明書で、「ネジ穴が合わない」「取説と実物が違う」という内容。★4〜5の221件でも43.9%(97件)が組立に言及しており、満足している人でも組立は話題にしています。

音についても、アパートでは不向きだったという声が実際にあります。設置するなら防振マットは必須と考えてください。速度と音の関係はこちらの実測記事にまとめています。

それでも12km/hモデルを勧めるのは、「置き場所が決まっている人」にとってこの弱点は弱点にならないからです。逆に、置き場所が決まっていないなら、この28.5kgは毎日あなたを悩ませます。その場合は迷わず10km/hモデルにしてください。

というのも私自身、以前使っていた家庭用のルームランナーを、置き場所の問題で撤去したことがあるからです。大きくて重いので自分では梱包できず、業者に集荷に来てもらうことになりました。

別の機会に粗大ゴミで出したときは、指定場所まで自力で運ぶのが本当に大変でした。「置けるか」を後回しにすると、手放すときに何倍も苦労します。

10km/hで困らないのはこういう人/12km/hが向いているのはこういう人

10km/hモデル(N509P195168)で困らない人

使わないときは畳んで押し入れやすき間にしまいたい 一人暮らし・部屋が狭く、出しっぱなしにできない 自分ひとりで持ち上げて別の部屋や階に動かしたい 使うのは歩く〜速歩が中心(〜8km/h)。1回30分程度 使う人の体重が100kg未満で、基本ひとりで使う

12km/hモデル(MS287224)が向いている人

置き場所がもう決まっている。出しっぱなしで構わない 家族と共用する(体格・体重が違う人がいる) テレビを見ながら1時間以上つづけて歩きたい マットも一緒に欲しい(別で買うと¥3,980) 将来軽く走ることも考えている(本格ランニングは別カテゴリ)

見ていただいたとおり、分かれ目のほとんどは「置き方」と「使う人」です。速度が出てくるのは最後の1行だけで、しかもそれは「本格ランニングなら別カテゴリ」という除外条件でした。

【注意】BTMの「10km/hモデル」は1つではありません

もう一つ、買う前に知っておいてほしいことがあります。BTMの型番は、見ている場所によって指すものが変わります。

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確認したこと実際の状態(2026年8月15日時点)
10km/hモデルの数現在4機種あり、いずれも「N509P〜」という品番。速度は同じでも装備と価格が違う
12km/hモデル本命はMS287224。楽天・Yahoo!・Amazonの3モールすべてに存在する
Amazonの型番表示10km/hモデルのページに「メーカー型番 MS194176」と表示される。ところが同じMS194176は、楽天とYahoo!では16km/hモデルを指す
同一ページ内の矛盾「商品グレード:10km/h」と書かれているのに「最大速度:12キロ/時間」と表示されている箇所がある

2026年8月15日に各モールの商品ページを実際に開いて確認したものです。表示内容は変更される可能性があります。

つまりAmazonの登録情報欄の型番は、BTMに関してはあてになりません。

確認すべきは商品タイトルと、商品ページ本文の仕様表にある最高速度・連続使用時間・折りたたみ寸法の3点です。この3つが一致していれば、同じ機械です。

ちなみに「MS+数字」は、販売店iOffice側の管理番号です。Yahoo!ショッピングでは商品ページのURLがそのまま品番になっているので(例:.../ms287224.html)、迷ったらURLを見るのが一番確実でした。付番の意味は公表されておらず、数字から速度や世代を読み取ることはできません。

販売元は東京・八王子のオリエンタル・スタンダード・ジャパン(ネットショップ「iOffice」の運営元)で、全商品に1年保証があります。購入を検討していた当時、私がメールで問い合わせたときは当日中に返信がありました。

なお2026年8月時点で公式サイトの表記が「ギガクラウド・テクノロジー・ジャパン」に変わっており、社名が変更された可能性があります。最新の販売事業者名は、各モール店の特定商取引法に基づく表記でご確認ください。会社や保証の詳細はBTMのルームランナーってどうなの?会社・評判・製品特徴にまとめています。

16km/hまで必要ですか?

BTMには16km/hのモデル(MS195695)もあります。ただ、ここまで読んでいただいた方ならお分かりのとおり、12km/hですら大半の人は使い切っていません。

16km/hを選ぶ意味があるのは、すでに屋外でキロ4分前後で走っている人くらいです。しかもBTMの走行面は16km/hモデルでも115cmで、本格ランニング機の目安とされる130cmには届きません。16km/hモデルを含めたBTM全モデルの比較はこちらの記事にまとめています。

よくある質問

よくある質問

Q時速10kmって、どのくらいの速さですか?
A1kmを6分00秒で走るペースです。30分で5km進みます。フルマラソンを走る市民ランナーの平均速度は男性で時速約9.1kmなので、時速10kmはすでにそれより速いペースということになります。
Q10km/hモデルで走ることはできますか?
Aできますが、常用はおすすめしません。商品ページに記載されている連続使用時間が45分と短く(販売ページによって60分と書かれている場合もあるため、購入前にご確認ください)、レビューにも「速度が5kmを超えてくると本体が揺れ始める」という声があります。走る前提なら12km/hモデルを選んでください。
Q12km/hモデルは、一人で組み立てられますか?
A本体28.5kgで、二人での開梱をおすすめします。楽天レビューでは★4〜5の43.9%が組立に言及し、低評価の19.2%が組立・説明書の不満でした。ネジや部品の欠品報告もあるので、開梱時に検品してください。
Qマンションでも使えますか?
A使えますが、速度を上げるほど厳しくなります。当ブログが自宅マシン(アルインコAFR1015)で測った走行音は3km/hで50.2dB、6km/hで58.0dB、9km/hで62.5dBでした。BTM実機の測定値ではありませんが、傾向は同じです。防振マットは必須と考えてください。詳しくは騒音の実測記事へ。
Q保証はどうなっていますか?
A全商品に1年保証があります。起算は注文日からで、不具合が出たら注文番号を販売元に連絡する形です。ただし10km/hモデルと12km/hモデルで保証内容に差があるかどうかは、私は確認できていません。詳しくはBTMの会社・保証まとめをご覧ください。
Q10km/hモデルにマットは付いていますか?
A付属しません。BTM純正マットは単品で¥3,980(2026年8月15日時点)。12km/hモデルには専用マットが付属するため、2機種の価格差はマット代でほぼ相殺されます。マットの選び方はこちらにまとめました。

まとめ|結局どっちを買えばいい?

✅速度の差は30分でおにぎり半分。健康目的なら10km/hで足ります
✅12km/hモデルを買った人でも、84.6%は9km/h以下でしか使っていません
✅本当の差は畳めるか(幅24cm)/置きっぱなしか(幅60cm)
✅はマット代(¥3,980)でほぼ相殺されます

置き場所が決まっているなら12km/hモデル。使わないときに片づけたいなら10km/hモデル。それだけです。速度で迷っていた時間は、置き場所を測る時間に使ってください。

どちらを選んでも、床と階下への対策だけは先に用意してください。
ルームランナーのマットおすすめ3選|騒音・振動・床傷を防ぐ選び方

BTMというブランド自体が気になる方は、会社・保証・全モデルの比較をこちらにまとめています。
BTMのルームランナーってどうなの?会社・評判・製品特徴【2026年最新】

そもそもBTM以外も見比べたい方は、機種選びの手順からどうぞ。
【2026年最新】ランニングマシンの選び方|3ステップで失敗しない機種の見極め方

なお「畳んで片づけたい」が第一なら、据置型ではなく薄型のランニングパッドという選択肢もあります。こちらも10km/hと12km/hの2択になる商品です。
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なしぱん
77.7kg⇨65.0kgに痩せた38歳の家トレブロガー ランニングマシンに詳しく専門サイトを立ち上げました。(別名)Mr.ルームランナー/普段は通販会社で働くサラリーマン。アルインコを販売しているので若干の贔屓はご愛嬌