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ルームランナーを買ってはいけない人の条件7つ|後悔した理由とデメリットを経験者が解説

「ルームランナー、便利そうだし買っちゃおうかな」——そんな方はちょっと待った!です。

私は自宅でルームランナーを5年近く使い倒し、77.7kg→65.0kgのダイエットに成功しました。それだけ聞くと良いこと尽くしですが、一方で設置も処分も経験し(処分は2回)、大変さも身をもって知っています。正直、誰にでもオススメできる代物ではありません。

結論から言うと、次の7つに当てはまる人は今は買わないほうが後悔しません

  • ① 木造・軽量鉄骨の集合住宅で、階下や隣への音が心配な人
  • ② 畳1枚分+前後の余裕スペースを確保できない人
  • ③ 「いつでも走れる」と後回しにしがちな人(→置物化コース)
  • ④ 月1回のメンテナンス(オイル差し・掃除)が面倒な人
  • ⑤ 予算が2万円以下の人
  • ⑥ 処分や引っ越しのことまで考えていない人
  • ⑦ マラソン大会に向けた本格トレーニングが目的の人

この記事では、それぞれ「なぜダメなのか」と「それでも欲しい場合の対策」をセットで解説します。逆に条件をクリアできる人にとっては最高の家トレ器具なので、後半では買ってOKな人の特徴と失敗しない選び方も紹介します。

【独自調査】ルームランナーで後悔した理由ランキング|低評価レビュー116件を全部読んで分類した

低評価レビュー116のグラフ

「買ってはいけない条件」の前に、まず実際に買って後悔した人は何に怒っているのかを見てみましょう。ネットの記事は「騒音」「場所を取る」と書きがちですが、本当にそうなのか?

そこで楽天市場で人気の家庭用ルームランナー2機種(2〜4万円帯・レビュー計3,764件)について、低評価レビュー(★1〜3)116件をすべて読み、不満の理由を分類しました。結果がこちらです。

低評価レビューの50%は「故障・初期不良」。保証・サポートへの不満(10.3%)と合わせると約6割が「壊れた・直せない」でした。世間でよく言われる騒音(8.6%)や重さ(6.9%)より、格安マシンで本当に怖いのは耐久性とアフター対応です。
順位不満の理由件数割合
1位故障・初期不良(異音・停止・発熱・部品不良)58件50.0%
2位使い勝手・機能への不満(ベルトのズレ調整など)15件12.9%
3位その他(配送トラブルなど)13件11.2%
4位保証・サポート対応への不満(修理送料が自己負担 等)12件10.3%
5位騒音・振動10件8.6%
6位重さ・サイズ・処分に困る8件6.9%
【調査概要】2026年7月2日実施/対象:楽天市場ランキング上位の家庭用ルームランナー2機種(総合評価★4.28〜4.44)の★1〜3レビュー計116件(2017〜2026年投稿)/各レビューの主訴を1つ選び6カテゴリに分類。低評価レビューの内訳であり購入者全体の傾向ではありません(両機種とも★4以上が約9割)。

故障レビューで繰り返し出てくるのは「購入3ヶ月前後でモーターから異音・焦げ臭いにおいがして止まった」という報告。しかも「修理は部品を送るので自分で交換」「修理の往復送料(数千円〜数万円)は購入者負担」という保証条件への不満が集中していました。安さには理由がある、を裏付ける結果です。

もうひとつ大事なのは、この調査に「続かなくて置物になった」という後悔がほぼ出てこないこと。レビューは買った直後に書かれるので、数ヶ月後にやってくる「使わなくなった問題」は表に出ないんです。つまり後悔には2種類あります。

  • すぐ来る後悔:故障・初期不良(→ 条件⑤で対策)
  • あとから来る後悔:続かず置物化(→ 条件③で対策)

この2つを踏まえて、次から「買ってはいけない人の条件7つ」を具体的に見ていきましょう。

ルームランナーを買ってはいけない人の条件7つ

買ってはいけない条件のイラスト

① 木造・軽量鉄骨の集合住宅で、階下や隣への音が心配な人

最近のマシンは静音性がかなり進化していますが、それでもモーター音より「走るときのドスドスという振動」は必ず発生します。この振動は床を伝って階下に響くため、マット等の防音対策をしても完全には消せません。

特に木造・軽量鉄骨のアパートで、階下に小さいお子さんがいるようなケースは正直厳しいです。ご近所トラブルになってからでは遅いので、購入前に建物の構造と使う時間帯を必ず確認しましょう。

実際にどれくらいの音が出るのか、計測器で測った結果はこちらの記事にまとめています。

【検証】マンションや集合住宅で使うのは有り?ランニングマシンの音を測ってみた!

② 畳1枚分+前後の余裕スペースを確保できない人

実物は想像より大きく、本体だけで畳1枚分、さらに後方に転倒時のための安全スペースが必要です。6畳のワンルームに置くと部屋の主役がマシンになります。

「折り畳めるから大丈夫」と思うかもしれませんが、その都度折り畳むのは結構面倒で、私は結局開きっぱなしでした。「畳んで収納する前提」ではなく「置きっぱなしにできるか」で判断するのが失敗しないコツです。

どうしても省スペースで、という方には薄型・コンパクトで話題のキングスミスという選択肢もあります。

【おすすめ記事】今話題のキングスミスがすごい

③ 「いつでも走れる」と後回しにしがちな人(置物化コース)

実は、騒音でもスペースでもなく、買って後悔した理由の第1位は「続かなくて置物になった」です。口コミを調べると「最初の1ヶ月だけだった」「今は高級な物干し」という声が本当に多い。

ジムと違って月会費が発生しないぶん、「もったいないから行こう」という強制力が働きません。「いつでも走れる」は「明日でいい」と紙一重です。

私が続けられたのは、「帰宅→着替えたらそのままベルトに乗る」を毎日の動線に組み込んだからでした。テレビの前に置いて「観ながら歩く」でもOK。逆に、今まで運動習慣がゼロで「マシンを買えば走るようになるはず」と考えている人は、まず外を走る・ジムの都度払いで1ヶ月続くか試してからでも遅くありません。

④ 月1回のメンテナンス(オイル差し・掃除)が面倒な人

ルームランナーのメンテイラスト

意外と知られていませんが、ルームランナーは買って終わりの家電ではありません。ベルトの寿命を保つために月1回程度のシリコンオイル注油と、モーター周りのホコリ掃除が必要です。

サボるとベルトの滑りが悪くなり、モーターに負荷がかかって故障の原因になります。「油を差してまで使う自信がない」という人は、購入は見送ったほうが無難です。

メンテナンスの具体的な手順はこちらで解説しています。

ルームランナーのオイルメンテナンス方法|注油の手順とおすすめオイル

⑤ 予算が2万円以下の人

最近は安い海外メーカーが増えて選択肢が広がりましたが、聞いたこともない謎メーカーの激安品は初期不良・すぐ壊れた・サポートに繋がらないという声が目立ちます。大型商品なので、返品・交換になった場合の手間も普通の家電の比ではありません。

安心して長く使える相場は5万円前後から。予算3万円以内で探すなら、メーカーと口コミを厳選すれば良い製品もあります。

【3万円以内で買える】値段の安いランニングマシン特集

【タイプ別で選ぶ】3万円〜8万円ランニングマシン特集

逆に「予算1万円台で」という場合は、品質面のリスクが高いので今は買わないほうが後悔しないと思います。

⑥ 処分や引っ越しのことまで考えていない人

私はルームランナーの処分を2回経験していますが、はっきり言って買うより捨てるほうが大変です。本体は数十kgあるので、粗大ゴミの収集場所まで1人で運ぶのはほぼ無理。解体もできません。

飽きっぽい自覚がある人、近々引っ越しの可能性がある人は、「出口」まで考えてから買いましょう。処分方法は費用と手間で7パターンを比較した記事があります。

ルームランナーの処分方法7選|費用・手間で徹底比較【2度処分した経験者が解説】

⑦ マラソン大会に向けた本格トレーニングが目的の人

ルームランナーはベルトが一定ペースで回り続け、風も傾斜の変化もありません。外を走る感覚とは明らかに違うので、レース本番のペース感覚を作る練習には不向きな面があります。

一定ペースで走り続けられるのは心肺機能の強化には良いのですが、フルマラソン完走などが目標なら、あくまで雨の日の補助トレーニングと割り切って、外ランと併用するのがおすすめです。

それでもルームランナーが「最高の家トレ器具」である理由

ここまで脅すようなことを書きましたが、7つの条件をクリアできるなら話は別です。私はルームランナーのおかげで77.7kg→65.0kgのダイエットに成功しました。メリットも実体験ベースで紹介します。

ダイエットには文句なしで最適

自宅にマシンがある最大の強みは、「走るまでのハードル」が限りなくゼロなこと。着替えて乗るだけなので、習慣さえ作れれば体型は確実に変わります。消費カロリーや痩せる使い方はこちらで詳しく解説しています。

ランニングマシンの効果を解説【注意:外で走るのと効果は違う】

お金と時間をダブルで節約できる

私が使い続けて感じた1番のメリットがこれです。ジムを辞めたので、マシン代は半年ほどの会費で回収。ジムへの往復時間もゼロになり、自由な時間が圧倒的に増えました。

天候・気温・時間帯に左右されない

雨の日、真夏の炎天下、真冬の夜——外ランのモチベーションを削る要素が全部消えます。「今日は天気が…」という言い訳ができなくなるのは、続けるうえで想像以上に大きいです。

膝・足への負担が少ない

ベルトにはクッション性の高い素材が使われており、アスファルトを走るより着地の衝撃がやわらぎます。体重が重い状態からダイエットを始める人ほど、このメリットは大きいです。

買ってOKな人の特徴と、失敗しない選び方3ステップ

まとめると、次に当てはまる人は買って後悔しない可能性が高いです。

  • 戸建て or 鉄筋コンクリートのマンションで、置きっぱなしにできるスペースがある
  • 「観ながら歩く」など、生活動線に運動を組み込むイメージができている
  • 予算3万円以上を用意できる
  • 月1回・5分のメンテナンスを許容できる

あとは製品選びさえ間違えなければOK。100種類以上ある中から失敗せずに選ぶ手順は、こちらの記事で3ステップにまとめています。

【ランニングマシン選び方】失敗しない方法を3ステップで解説

よくある質問(FAQ)

ルームランナーのデメリット よくある質問

Q電気代はどれくらいかかりますか?
A家庭用の電動式は消費電力500W前後が中心で、目安は1時間あたり15円前後。毎日30分走っても月200〜300円程度なので、電気代はほぼ気にしなくて大丈夫です(機種・電力プランによって変わります)。
Q賃貸マンションでも使えますか?
A使えますが条件付きです。防音マットを敷く・走らず歩く(時速6km以下)・使う時間帯を日中に限定するの3点セットが現実的なライン。走る前提なら建物の構造(鉄筋コンクリートか)を確認してください。詳しくは騒音を実測した記事をどうぞ。
Q続けられるか不安です。コツはありますか?
A「やる気」に頼らず「動線」に組み込むのがコツです。①テレビ前に設置して観ながら歩く ②帰宅後の着替え→即乗るをセットにする ③最初の1ヶ月は「毎日10分だけ」にする。この3つで置物化はかなり防げます。
Qもし使わなくなったら、処分はどうすればいいですか?
A粗大ゴミ・買取・譲渡など7つの方法があります。費用と手間の比較は処分方法まとめで解説しています。買う前に一度読んでおくと安心です。

まとめ|「置く前提」ではなく「続ける前提」で判断しよう

ルームランナーで後悔する人の共通点は、スペースやお金より「買えば走るようになる」と考えてしまうことでした。逆に、生活に組み込むイメージが具体的にできていて、騒音・スペース・予算・メンテ・処分の5点をクリアできるなら、これほど頼れる家トレ器具はありません。

勢いでポチる前に、この記事のチェックリストで自分の環境を確認して、それでも「いける」と思えたら——次は失敗しない製品選びです。

【ランニングマシン選び方】失敗しない方法を3ステップで解説。種類・性能・機能を見極める!

ABOUT ME
なしぱん
77.7kg⇨65.0kgに痩せた38歳の家トレブロガー ランニングマシンに詳しく専門サイトを立ち上げました。(別名)Mr.ルームランナー/普段は通販会社で働くサラリーマン。アルインコを販売しているので若干の贔屓はご愛嬌